楽天銀行カードと楽天カードの違いを徹底比較!切り替えで手間が2倍に?メリット・デメリットまとめ!

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メリット・デメリット

楽天カードと楽天銀行カードの違いは何か?

楽天カードはクレジットカード機能のみ。楽天銀行カードはクレジット機能と楽天銀行のキャッシュカードの機能が一体化されています。それだけを聞くと楽天銀行カードを作った方が便利と思いがちですが、実は意外な落とし穴があります。

申込を検討中の方は、楽天カードと楽天銀行カードの違いをしっかりと把握した上で手続きを行うようにしましょう。

楽天銀行カードの種類

楽天銀行カードは下記3種類があります。ご覧いただければ分かると思いますが、楽天銀行カード以外は、楽天カード株式会社と提携しているのではなく、セディナカード(株式会社セディナ)とジョーヌカード(九州カード株式会社)との提携です。

よって、キャンペーン内容や還元ポイントが異なってきますので申込の際は、注意が必要になります。

カード種別還元率年会費
楽天銀行カード1%無料
楽天銀行セディナカード0.5%2,000円
楽天銀行ジョーヌカード0.5%無料
※金額は税込です。

 

また、楽天カードには下記種類がありますが、楽天銀行カードとの重複所持はできません。

カード種別親カード家族カードETCカード
楽天カード
無料無料550円
楽天PINKカード無料無料
楽天銀行カード無料不可
楽天ANAマイレージクラブカード初年度無料。
翌年度から500円(1回1円以上の利用で無料)
無料
楽天カードアカデミー無料不可不可
楽天ゴールドカード2,200円550円無料
楽天プレミアムカード11,000円550円無料
楽天ビジネスカード
(楽天プレミアムカードの申込必須)
2,200円不可1枚目のみ無料。
2枚目以降は550円。
※金額は税込です。

 

楽天カードとの違い

楽天カード楽天銀行カード
入会キャンペーン最大8000pt最大7000pt
国際ブランドVISA
MasterCard
JCB
America Express
JCB
家族カード付帯可付帯不可
楽天Edy、ポイント機能付帯可付帯不可
引き落とし口座選択可楽天銀行のみ

 

キャンペーン

楽天カードと楽天銀行カードの一番の違いは入会キャンペーンでしょう。

楽天カードは、常時5,000pt。1月に1度、7,000ptまたは8,000ptが貰えるキャンペーンを実施しています。そして、レア中のレアである10,000ptがゲットできるキャンペーンを7年に1度実施しています。

月日ポイント数
20191月21~28日7,000pt
2月18日~25日8,000pt
3月11~18日7,000pt
4月15~22日
5月20~27日8,000pt
6月17~24日7,000pt
7月22~29日
8月19~26日8,000pt
9月17~24日7,000pt
10月8~15日
11月11~18日8,000pt
12月16~23日7,000pt
20201月20~27日
2月18~25日8,000pt
3月16~23日7,000pt
7月13~20日
8月17~24日
9月16~23日
9月25~30日6,000pt
10月12~19日7,000pt
11月9~16日8,000pt
12月14~21日
20211月18~25日7,000pt
2月15~24日8,000pt
3月1~8日
3月15~22日7,000pt
4月12~19日8,000pt
5月17~24日
6月14~21日7,000pt
7月12~19日
8月16日~8月23日7,000pt
9月14日~9月21日8,000pt
10月11日~10月18日7,000pt
11月15日~11月22日7,000pt
12月13日~12月20日7,000pt
20221月17日~1月24日7,000pt
2月14日~2月21日8,000pt
3月1日~3月8日8,000pt
3月15日~3月22日8,000pt
4月18日~4月25日7,000pt
5月16日~5月23日8,000pt
6月13日~6月20日7,000pt
7月15日~7月25日8,000pt
8月22日~8月29日7,000pt
9月9日~9月20日10,000pt
10月7日~10月17日7,000pt

 

対する楽天銀行カードは、常時5,000pt。稀に最大7,000pt等が貰えるキャンペーンを実施しています。

 

国際ブランド

楽天カードは、VISA、JCB、Mastercard、American Expressから選択できますが楽天銀行カードはJCBのみです。国際ブランドの世界シェアは以下のようになっています。

  1. VISA:56%
  2. MasterCard:26%
  3. UnionPay:13%
  4. American Express:3%
  5. JCB:1%
  6. Diners Club:0.5%
  7. Discover Card:0.5%

日本国内でのみ利用される場合にはJCBブランドでも、私の場合は全く不便を感じた事はありませんが、頻繁に海外で利用される方にとっては若干、不向きなカードかもしれません。

ちなみに、公共料金や税金の支払いができるnanacoという電子マネーがあります。楽天カードのJCBブランドであればチャージによりポイントが付与されていましたが、運用変更により2017年11月からポイントは付与対象外となりました。

 

家族カード

楽天銀行カードは、ETCカードは付帯できますが家族カードは付帯できません。よって、家族カードの発行が必要な場合には、楽天銀行カードは選択肢から外れてしまいますね。

 

楽天Edy・ポイント機能

楽天銀行カードは、電子マネーのEdy・楽天ポイント機能を付帯する事ができませんので楽天Edy・ポイントカードを別々に所持する必要があります。

楽天銀行カードを所有しつつ、楽天Edy・ポイント機能を利用したい場合は、楽天Edyや楽天ポイントのスマホアプリを使う事で、財布の中がかさ張るのを避ける事ができます。

 

引き落とし口座

楽天カードは、様々な金融機関から引き落とし口座を選択できるのに対し、楽天銀行カードは楽天銀行のみです。他の金融機関を引き落とし口座に設定する事はできません。

 

■参考記事

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発行後の手続きが面倒

盲点なのが楽天銀行カード発行後の手続きです。

楽天カードは、楽天カードへの連絡だけで済みますが、楽天銀行カードはクレジットカードとキャッシュカードが一体化したカードです。よって、下記表のとおり、限度額変更・解約以外の手続きは両方の会社へ連絡が必要。

楽天カード楽天銀行
紛失
再発行
住所変更
名義変更
限度額変更不要
解約不要
※「要」は窓口への連絡、若しくはWeb上での手続きが必要になります。

つまりは一つの手続きに2倍の手間がかかることになるんです。

更に、面倒なことに紛失時だけでなく磁気不良や更新カード等で再発行される際は必ずカード番号が変更になります。(楽天カードは紛失の場合のみカード番号が変更になります)

公式サイト 楽天カード

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切り替え手続きの注意事項

楽天カードを所有している方が楽天銀行カードへ切替する場合は、楽天e-NAVIよりログインし下記の順で手続きをしましょう。

  1. 各種お申し込み
  2. 楽天銀行カードへの切替

尚、既に楽天銀行口座を所有していると、e-NAVIから切り替えができない可能性があります。その場合には一度、楽天カードを解約後に楽天銀行カードの新規申し込みを行いましょう。どちらにしてもまずは、楽天カードコンタクトセンターへの連絡が必要になります。

 

そして同じく、楽天銀行カードを所有している方が楽天カードへ切替する場合も、楽天e-NAVIより手続きが必要です。

  1. 各種お申し込み
  2. 楽天カード・楽天PINKカードへのお申し込み

 

尚、カード切り替え時は必ず審査が必要になり、審査の結果によっては切り替えができない場合もあります。

また最悪の場合、切り替えができないだけでなく利用中の楽天カードも利用停止になる可能性があります。手続き前は、ご自身のカード利用状況を確認(延滞履歴が無いか等)してみましょう。

その他の注意事項については下記にまとめています。

 

継続的な支払い

カード番号が変更になる為、公共料金等の毎月の支払いを楽天カードで行っている場合には、再手続きが必要になります。特に保険料や携帯電話料金の決済をしている場合は切り替え前に変更手続きを行いましょう。

 

リボ・分割払い残高の支払い

リボ払いや分割払いの残高が残っている場合、残高の支払いが終わるまでは各カード別々に引き落としが行われます。

 

楽天Edyの残高

楽天カードを解約してもEdyの残高は利用できます。必ず残高は使い切った後にカードを破棄しましょう。尚、切り替え後は、Edy利用によるポイントは付与されませんので可能であれば残高を使いきった後に手続きを行いましょう。

 

ETC・家族カード

利用中の家族カードやETCカードは利用できなくなります。

楽天銀行カードへ切り替えした場合は、ETCカードのみ付帯は可能です。尚、年会費は540円発生しますが楽天カードと同様に、楽天会員ランクがダイヤモンド・プラチナであれば年会費が無料になる場合もあります。

 

楽天カード破棄のタイミング

切り替え前に利用していたクレジットカードは、新しいカードを利用した時点で機能が停止します。停止する前に上述した継続決済等は変更しておくのが無難でしょう。

 

■参考記事

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楽天銀行カードの新規申込

楽天銀行カードを新規で申込する場合には必ず、口座開設が必要になります。既に口座をお持ちの方は、マイページにログインした後、「カード・ATM」のタブから申込手続きを行いましょう。

公式サイト 楽天銀行

 

メリット・デメリットまとめ

以上、楽天カードと楽天銀行カードの違いと申込手続きについてまとめてみました。楽天銀行カードのデメリットは以下のようになります。

メリットデメリット
・一体化によりカードがかさばらない・入会キャンペーンポイントが少ない場合有
・JCBブランドのみ選択可
・家族カード付帯不可
・楽天Edy、ポイント機能付帯不可
・引き落とし口座の選択不可
・手続きが二重になり面倒
・再発行の度にカード番号が変更
・問い合わせ先が分かりにくい

 

キャッシュカードとクレジットカードが一体化する事を除けば、楽天銀行カードを選ぶメリットは少ないです。手続き等も面倒になりますしね。

また、実際に問い合わせを行った体験談として、

これは楽天カードの管轄。

それは楽天銀行の管轄。

という風に問い合わせ先を2社間で誘導し合う場面がありました。

確かに提携カードの機能性は優れている部分もあるかと思いますが、それ故に手続きが2倍必要になるのも事実です。又、再発行の度にカード番号が変更になり継続的な決済の変更を忘れてしまう可能性があります。

よって、個人的には楽天カードを所持して、引き落とし口座を楽天銀行にするのが一番おすすめな使い方だと思います。

 

公式サイト 楽天カード

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