ライフカードは、2017年7月の運用変更により獲得できるポイントや交換レートが一部低下しましたが誕生月のポイントは3倍と高く、年会費も無料なのでサブカードとしては十分に活用できます。
カード会社 | 還元率 |
---|---|
リクルートカード | 1.2% |
楽天カード | 1.0% |
PayPayカード | 1.0% |
ライフカード | 0.5% (誕生月のみ1.5%) |
ですが、そんなメリットに関係なく解約されたい方もいると思うので、この記事では解約時の注意事項。そして、お薦めの乗り換え先についてまとめてみました。
退会方法
解約はWebではできないので電話連絡が必要です。
インフォメーションセンター | |
---|---|
電話番号 | 045-914-7003 |
受付時間 | 9:30~17:30 |
休日 | 日曜・祝日・1/1~1/3 |
相談ダイヤル | 6# |
以下に該当する方はオペレーターに繋がる時間帯に手続きを行いましょう。
- 利用残高がある方
- 暗証番号が不明な方
- カードが手元にない方
- ETCカードの契約がある方
- 登録住所と現住所に相違がある方
継続決済
公共料金や電話料金、保険料等の毎月請求される支払いに関しては、カード番号が利用できなくなりますので、再度手続きが必要になります。
特に保険料等は支払い方法の変更を怠ると、強制解約になってしまい今まで納めた保険料が水の泡になってしまう可能性があります。又、携帯電話の料金も重要です。機種代金を分割払いにしている場合は、支払いの遅延によりご自身の信用情報に傷を付ける可能性があり、今後のクレジットカード発行やローンを組む時に影響してきます。
できればカード解約前に全ての手続きを行うようにしましょう。
ETC・家族カードも同時解約
ETCカードや家族カード等の付帯カードも同時に自動解約となります。
ETCカードにおいては、解約後に破棄を忘れているとETCゲートバーが開かず、事故に繋がる危険性がありますので、必ずハサミで切って処分をしましょう。
又、家族カードで継続決済を行っている場合にも再手続きが必要になります。家族会員の方には、利用できなくなる旨を伝えておきましょう。
残高支払い
リボ払いや分割払いの残高がある場合には、一括返済ではなく今までと同様に請求が発生し続けます。残債の支払いが完了するまでは LIFE-Web Desk上で請求金額を確認する事はできますが、支払い方法の変更はできなくなりますので注意が必要です。
個人情報の変更
引っ越し済みや今後、引っ越し予定のある方。解約時には住所変更の手続きをおすすめします。
理由は請求書が届かなくなるから。
「カードの利用残高が残っていないから関係ない」と思うかもしれません。しかしながら、請求が発生するタイミングって私達が利用した日ではなく、決済した店舗が請求を計上した日です。
遅い店舗であれば1ヵ月、2ヵ月程かかることもありますしETCカードの支払いに至っては、もっと遅くなる場合もあります。そうなると忘れた頃に請求が発生していて気がつかないうちに「延滞」という事態におちいってしまいかねません。
勿論、引き落とし口座は変わりませんので残高があれば問題ありませんが、万一に備えて変更手続きをする事が延滞を防ぐこと。つまりは、自分自身の身を守ることに繋がると思います。
LIFEサンクスポイント
解約と同時に全てのポイントが無効になります。ポイントは使い切った後に解約するようにしましょう。
改悪の内容と乗り換え先は?
内容
ライフカードの運用が2017年7月に変わり、以前と比べると所有するメリットは少なくなりました。具体的な変更点は下記のようになります。
- ETCカード利用がポイント付与対象外
- 楽天Edy・nanacoのチャージがポイント付与対象外
- JCBギフトカード購入がポイント付与対象外
- 家族間のポイント付与制度廃止
- 10,000円以上のギフト券への交換がほぼ廃止
- ANAマイルへ交換レートが16.7%減少
- Gポイントへの交換レートが20%減少
- 誕生月のポイントが5倍⇒3倍
ETCカードの利用・nanacoや楽天Edyへのチャージ・JCBギフトカードの購入がポイント付与の対象外となり尚且つ、ステージを決める年間利用額にも含まれなくなったのはデメリットとしては大きいです。
また、ポイントの交換レートが一部下がったのは残念です。マイラーにとって打撃は大きいですね。但し、dポイントや楽天ポイントは引き続き等価交換が可能なので、楽天カードやdカードのサブカードとして使う方にとっては、不幸中の幸いですね。
そして、一番重大な変更は誕生月のポイントが5倍から3倍に減少したことです。これにより、ライフカードの魅力は半減したように感じます。
お薦めの乗り換え先は?
上述したようにライフカードは、ETCカードの利用やnanaco・楽天Edyへのチャージがポイント付与対象外になりましたが、誕生月のポイント還元率は1.5%と最高水準です。
よって、以下のように還元率が高く、ETCカードの利用と電子マネーへのチャージでポイントが獲得できるカードを常時利用し、誕生月だけライフカードを使用という選択肢もあります。
▼ETCカードでポイント獲得できるカード▼
年会費 | 還元率 | |
---|---|---|
リクルートカード | 永年無料 | 1.2% |
楽天カード | 税込550円 | 1% |
※楽天カードは一定条件を満たせば年会費が無料になります。詳細はコチラ。 ※リクルートカードのVISA・Mastercardは、発行手数料が税込1,100円発生します。 |
▼電子マネーへのチャージでポイントが獲得できるカード▼
nanaco | 楽天Edy | |
---|---|---|
リクルートカード | 1.2% | 1.2% |
楽天カード | 対象外 | 1% |
※楽天Edyへのチャージでポイントが貯まるリクルートカードはVISA/MasterCardです。 |
まとめ
以上、ライフカードの解約手続きとお薦めの乗り換え先についてまとめてみました。
解約は自動音声サービスでもできますが、個人的にはオペレーターの方と話したうえでの手続きがお薦めです。しっかりとした注意事項を聞いたうえでの手続きだと、
そんな話は聞いていない。
とはならないですらね。
また、上述したようにライフカードは、年会費も無料なのでサブカードとしての価値は十分にあると思います。乗り換え先に迷われる方は、本当に必要か否かメリット・デメリットを確認してから決断してみましょう。
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