ファミマTカードは、ファミリーマートとポケットカードが提携して発行しているクレジットカードです。
ファミマTカード概要 |
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国際ブランド | JCB |
入会資格 | 高校生を除く18歳以上 |
年会費 | 無料 |
付帯カード | ETCカード(年会費無料) |
発行日数 | 2週間前後 |
スマホ決済 | Apple Pay/iD |
特徴としては、とにかくファミリーマートでの買い物が圧倒的にお得で、通常なら2.0%、入会から25万円(7,500ポイント獲得)の利用までは5.0%と還元率が超絶に高いことです。
公式サイト ファミマTカード
では、具体的なメリット・デメリットはなんなのか?
この記事でまとめます。
新規入会特典で13,500ポイントゲット
ファミマTカードは、新規入会時に下記キャンペーンを実施しています。
公式サイト ファミマTカード
ファミマでのポイント還元率が高い
ファミマTカードをファミリーマート以外(JCB加盟店)で利用すると200円につき1円分(0.5%)のTポイントが還元されます。
ただ、ファミリーマートでは、飛躍的にアップします。
ファミリーマートでは還元率2%
ファミリーマートで、ファミマTカードを使って決済すると下記ポイントを獲得できます。
尚、クレジットカードからスマホ決済にチャージすることで、ポイントの二重・三重取りが可能になるイメージはありますが、FamiPayにおいては、違います。
ファミマTカードは、FamiPayに上限なしでチャージできる唯一のクレジットカードですが、下記のように還元率が逆に低くなってしまうので注意が必要です。
- ファミマTカードでFamiPayにチャージしファミリーマートで決済
⇒1.5% - ファミマTカードにてファミマで決済
⇒2.0%
更に、上述したキャンペーンの適用により、5~6カ月間は+3%。合計5%が還元されるので、ファミマTカードのみでの決済が一般的にはお薦めです。
ただ、FamiPayはファミリーマートでは、数百円の割引が受けられたり、場合によっては無料でお酒が貰えるなど、超絶にお得なキャンペーンも実施しているので「クーポンがある場合はFamiPayを使用する」等の使い分けが便利の秘策です。
ファミペイのお得なクーポンゲット。スーパードライは嬉しいな✨ pic.twitter.com/YjDmUSm31M
— タコPAY@ポイ活 (@take_paypay) June 21, 2022
ファミマでQUOカードを買うと還元率2.3%
また、ファミマTカードでQUOカード買うと還元率が更に爆上がりです。
券種 (還元率) | 利用可能額 | 販売価格 |
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500円券 (▲5.28%) | 500円 | 530円 |
1,000円券 (▲3.36%) | 1,000円 | 1,040円 |
2,000円券 (0.5%) | 2,000円 | 2,000円 |
3,000円券 (0.5%) | 3,000円 | 3,000円 |
5,000円券 (1.9%) | 5,070円 | 5,000円 |
10,000円券 (2.3%) | 10,180円 | 10,000円 |
例えば、1万円のQUOカードは、10,180円分の利用ができ、尚且つ、ファミマTカードで決済すると0.5%が還元(QUOカードの購入は共通ポイントのみ付与)されるので、実質的には2.3%の還元率となります。
- 50円分=10000円×0.5%
- 2.3%=(10,180円+50円)÷10,000円
但し、500円券は販売価格が530円。1,000円券は販売価格が1,040円となるため、購入時にクレジットポイントの0.5%が獲得できたとしても、上記のように赤字になるので注意が必要です。
楽天ペイとファミペイを組み合わせると還元率が4.0%超え
更に、裏技的な手法になりますが、ファミマTカードとファミペイ・楽天ペイを経由することで還元率が4.0%~4.5%まで爆上がりします。
アクション | 還元率 | 上限 |
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①JCBブランドのPayPayカードでチャージ | 1.0% | 2万円/月 |
②ファミマTカードでのチャージ or FamiPay翌月払い | 0.5% | 100万円/月 |
③0 or 5の付く日に楽天キャッシュのPOSAカードをファミマで購入 | 1.5% | 20万円/月 |
④ファミペイ通常還元 | 1.0% | ー |
⑤楽天ペイで決済(支払元を楽天チャージへ) | 1.0% | 50万円/月 |
合計(①、③、④、⑤) | 4.5% | ー |
合計(②、③、④、⑤) | 4.0% | ー |
しかも、ファミペイが利用できる店舗数は、30万ヵ所に対し、楽天ペイが使える店舗数は500万ヵ所以上と、圧倒的に使える店舗数は多いんです。
それに加えて、楽天ポイントやdポイント・Tポイント加盟店であれば、ポイントカード提示で+0.5%~1.0%。合計で最大5.0%までポイント還元率が上がります。
公式サイト ファミマTカード
ポケットモールで最大9.0%還元
ポケットカード会員専用のポケットモールというショッピングサイトがあります。ポケットモールを経由して下記のようなサイトで商品を購入すると、最大で9%のポイント還元を受けられます。
さらに、楽天市場なら楽天ポイント、Yahoo!ショッピングならPayPayポイント等、ショップごとのポイントも獲得できます。
ただ、このようなショップを経由することで還元率が高くなるシステムは、ファミマTカードに限ったことではないので、メリットはあるも他社に比べて別格に魅力が大きいとは言いづらいというのが正直なところです。
ウェルシアで毎月20日にポイント使用
ファミマTカードがあれば、ドラッグストアの「ウェルシア」でお得にお買い物が可能です。通常、税抜100円につき1ポイントを獲得できますが、毎週月曜日は2ポイント獲得でき、還元率は2倍になります。
更に、毎月20日の「お客様感謝デー」では、200ポイント以上のTポイントを利用すると、その価値が1.5倍になります。
1万ポイントで、15,000円分(1万×1.5)の商品が購入できるんです。
TSUTAYAレンタルカードとして利用可能
ファミマTカードはTSUTAYAのレンタルカード登録も無料でできます。
TSUTAYAにて手続きが必要にはなりますが、わざわざ会員証を別に作らなくてもレンタルができるようになるので、財布がかさばらなくてすみます。また、登録・更新手数料や手続きの際の本人確認書類の提示も不要です。
ファミマTカード申込時に本人確認書類を提出していますからね。
更に、TSUTAYAはサブスク型のTSUTAYA DISCASという宅配レンタルサービスを実施しています。
オンデマンド型のサービスが現在の主流ではありますが、どのサービスも重複したコンテンツが多いのに対し、レンタルならではのニッチな作品の視聴が可能です。
ファミマTカードの使用で貯まったTポイントは、TSUTAYA DISCUSでも利用ができるので、過去の懐かしい作品を見たいという方は、一度試してみてはいかがですか?
盗難補償やJCB海外お買い物保険が付帯
万が一、カードの紛失・盗難にあった場合には、すぐに「ファミマTカード紛失盗難デスク」と警察にしましょう。申告した日から60日前にさかのぼり、不正利用された金額はポケットカードに負担してもらえます。
連絡先(24時間年中無休) |
0570-060-010 or 06-7732-7137 |
また、海外限定にはなりますが、お買い物保険も付帯されています。1事故につき1万円の負担は必要ですが、購入日から90日間、年間最高50万円まで補償してもらえます。
公式サイト ファミマTカード
デメリット
リボ専用カード
ファミマTカードは、リボ専用カードなので、そのまま使うと自動リボ。つまり、全てがリボ払いになってしまいます。
ただしファミマTカードは、商品購入後、初回の支払日まではリボ払いの手数料が発生しないんです。
例えば、1月1日から1月31日までに1万円の買い物をした場合、ファミマTカードのリボ払いの手数料は下記のようになります。(1日~月末締めの翌々月1日払い)
上記の例だと、お支払いコースが3,000円で尚且つ、2回目の支払日である4月1日時点でリボ払いの残高があるため、手数料が発生しますが「ずっと全額支払いコース」に変更すると、3月1日時点で残高が0円になるので手数料はかかりません。
ファミマTカードのリボ払いは、初めての支払い日(今回の例は3月1日)以降から手数料の計算を行うため、3月1日に全ての残高を支払えば、手数料は発生しないんです。
この事を考慮して支払いを行うと実質、ファミマTカードのリボ払いは「ずっと全額支払いコース」であれば手数料無料で利用。
つまりは1回払いと同様のお買い物ができる事になります。
よって、到着後にインターネットまたは、ファミポートで「ずっと全額支払いコース」に変更しましょう。
家族カード発行不可
ETCカードの発行は可能ですが、家族カードの発行はできません。
海外・国内旅行傷害保険が付帯されていない
年会費無料のカードでも付帯されていることが多い、国内・海外旅行傷害保険がファミマTカードには付帯されていません。
どんな人が使用すべき?
メリット | デメリット |
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・新規入会特典で13,500ポイント ・ポイント還元率が高い ・ファミリーマートでは還元率2% ・更に、ファミマでQUOカードを買うと還元率3.4% ・楽天ペイとファミペイを組み合わせると還元率が4.0%超え ・電子マネーへのチャージでも0.5%のポイント還元 ・ポケットモールで最大9.0%還元 ・ウェルシアで毎月20日にポイント使用 ・TSUTAYAレンタルカードとして利用可能 ・盗難補償やJCB海外お買い物保険が付帯 | ・リボ専用カード ・家族カード発行不可 ・海外・国内旅行傷害保険がない |
ファミマTカードは、海外・国内旅行傷害保険が付帯されていませんし、JCB加盟店での還元率は、0.5%とお世辞にも高いとは言えないので、人気No.1の楽天カードと比べると見劣りしてしまいます。
ただ、ファミマTカード最大の魅力は、入会後の還元率の高さです。25万円(7,500ポイント)までと上限はありますが、ファミリーマートなら5%。それ以外のJCB加盟店では3.5%とポイント還元率は他に類を見ません。
確かに、リボ専用ということで、気づかぬうちに手数料が発生してしまうという落とし穴はありますが、1回手続きすれば、通常のカードと同様に利用ができます。
よって、入会キャンペーンによる最大13,500円分のポイント獲得まではファミマTカードを使用し、その後は、楽天カード等をメインカードとして使いつつ、ファミリーマートでのみファミマTカードを使用していく、というのがベストな選択肢だと私は思います。
公式サイト ファミマTカード
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