メルペイスマート払い・メルカードでAmazonギフト券が買えない?現金化で利用停止に?

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ショッピングした残高を後から精算できるメルペイスマート払い。

そして、メルペイスマート払いの利用限度枠内で決済ができるメルカードというクレジットカードが2022年11月よりサービスを開始しました。

これらは、クレジットカードを作れない方属性の方も審査の通過事例がある為、過去に金融事故を起こしていても利用できる可能性があるサービスです。

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ただ、その便利さやお手軽さを逆手に取り、利用限度枠を現金化しようと考えている方も中にはいらっしゃるようですね。

結論から言うと、メルペイスマート払いに限らずクレジットカードの現金化は大きな損失を被る可能性があるので絶対にやめましょう。

その理由は何なのか?

具体的な現金化の方法を含め、この記事では徹底解説します。

メルカードはAmazonで使える

メルペイスマート払いは、メルカリ内やメルペイ・iDが使える実店舗でしか決済できませんでしたが、2021年3月より「Mastercardのオンライン加盟店」で利用できるバーチャルカード。更に、2022年11月よりメルカードというJCBブランドのクレジットカードが発行を開始しました。

これにより、JCB・MasterCardの加盟店であればメルペイスマート払いの利用限度枠内でショッピングができるんです。

メルカード有メルカード無
(メルペイスマート払いのみ)
メルペイ加盟店1.0%0%
iD加盟店1.0%0%
メルカリ1.0~4.0%0%
MasterCard加盟店
(オンラインのみ)
1.0%0%
JCB加盟店1.0%利用不可
※メルカード所有者に限り、毎月8日は上記還元率に+8%が付与(上限300ポイント)されます。

 

当然、Amazonでは、JCBブランドのクレジットカードで支払いが可能なので、メルカードでの買い物はできます。

しかも、2023年2月13日まで5,000円ごとに1,000ポイント、上限3,000円分のAmazonポイントが獲得できるキャンペーンを実施中なので、是非、この機会に利用してみましょう。(Amazonギフト券の購入はポイント付与対象外です。)

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ただし、Amazonギフト券の購入は注意が必要です。

 

メルカードやバーチャルカードでamazonギフト券や切手は買えない?

実は、メルカード含めメルペイは、不正利用の観点から利用限度枠を現金化する行為は勿論のこと、Amazonギフト券等、換金性の高い買い物やその恐れがある商品の購入を禁止しています。

実際に私も、Amazonギフト券を購入したところ、一旦は決済されたのですが、数十分後にメルペイより「現金化の目的はなくともそれに準ずる行為を再度行った場合、メルペイスマート払いの利用を停止します」と警告メッセージが届き、支払った分がAmazonから返金されました。

この警告後、すぐに利用限度枠が100円等に激減または利用停止になった方もいらっしゃるようです。実際にメルペイの利用規約にも明記されています。

メルペイでは、メルペイスマート払いの与信枠を現金化する行為(本来、商品やサービスを後払いするために設定されている「ショッピング」の利用可能枠を換金する目的で利用すること)やそれに類する行為を禁止しております。

こうした行為は、お客さまのご利用金額(当社にお支払いいただく金額)とお客さまが手にした現金との差額がお客さまの損失になることに加えて、知らないうちに反社会的勢力や悪質業者による違法行為に加担してしまうといった可能性もあります。

したがって、お客さまに安心安全にメルペイスマート払いをご利用いただくため、当社ではこうした行為を利用規約にて禁止しております。

また、オンラインで利用できるギフト券やプリペイドカードを買取する業者が存在しますが、メルペイスマート払いで購入したギフト券やプリペイドカードを買い取ってもらう行為も与信枠の現金化であり、禁止対象となります。

そういった行為を発見した場合は利用を停止の上、一括返済を要求させていただくこともございますので十分にご注意ください。

引用元:【注意喚起】メルペイスマート払いの与信枠を現金化する行為について

 

PS5やSwitch等のゲーム機も利用停止の対象に?

また、その時の状況によって違う為、何を購入したら・・・と一概には言えませんが、以前、家電量販店で大量に不正取引があったらしく、そこからチェックがかなり厳しくなっています。

よって、下記のような買い物は現金化を疑われる可能性がある為、メルペイスマート払いでの購入は避けるようにしましょう。

◆現金化と判断される可能性がある商品◆

Amazonギフト券、App Store & iTunesギフトカード、GooglePlayギフトカード、切手、テーマパークのチケット、家電製品、PlayStation5、Nintendo Switch、ゲームソフト、Apple製品、その他換金性の高い物

 

実際に、アカウント停止や利用制限になった人の口コミを見てみると、、、

Amazonで10万位のiPadをメルペイのバーチャルカードで注文したら「セキュリティの観念から身分証明書」を求められて利用制限掛けられた。

出品者が他にいない「Apple製品」を2、3度出品したり、自分で使う為の「Nintendo Switch」を任天堂公式で買ったら、完全に垢BANくらった。現金化野郎と思われた可能性が大だな…

Amazonギフト券は、一発で現金化ってバレるから弾かれやすいけど、「Nintendo Switch」は使う人もいるから弾かれにくいのだろうか・・・

apple製品と「Nintendo Switch」は完全に転売、現金化商材と認識されている気がする。

Paidyは、Amazonで「Nintendo Switch」買っても何もないのに、メルペイは、買おうとしただけでも規制や垢BANされる。何故こんなにも差が付いたのか。

 

 

現金化する方法はあるのか?

では実際に、メルペイスマート払いの利用限度枠を現金化する方法はあるのでしょうか?

結論を言うと3つの方法がありますが、損失を被る可能性がどれも高すぎるので絶対にやめましょう。

 

検証①:メルカリで商品を購入し売却

一つ目が、メルカリで商品を購入し同じくメルカリやラクマ・PayPayフリマ等のフリマアプリで売却する方法です。

実は、先ほど現金化と判断されやすい商品として「PlayStation5、Nintendo Switch」等を挙げましたが、メルカリ内での購入は許容される場合もあるようです。

ただ、フリマアプリ内での転売は、ユーザーからの申し出によりトラブルや最悪アカウント停止になる可能性があります。また、商品選別が難しく無意味な買い物になってしまうかもしれませんし、仮に売れ筋の商品を購入できても、販売手数料や発送・梱包費用を考えると下記のように換金率が低くなってしまいます。

フリマアプリ
(販売手数料)
メルカリ
(10%)
ラクマ
(6%)
PayPayフリマ
(5%)
商品代金5,000円5,000円5,000円
発送費用200円179円170円
梱包費用100円100円100円
販売手数料500円300円250円
売上金の振込手数料200円210円100円
利益4,000円4,211円4,380円
換金率80.00%84.22%87.60%
※商品代金は同価格で売買できたとして計算しています。
※発送費用はゆうパケットの料金です。
※梱包費用は大まかに100円としております。
※振込手数料は、金融機関によって異なる場合があります。

 

アカウント停止・買っても売れない・売れてもいつになるか分からず換金率も低い、そして極めつけは古物営業法違反になる可能性もあるんです。

利益を得る為に中古品を販売する行為は、古物営業の許可が必要になります。

このようなデメリットを考えると、現実的な手法ではありませんね。

 

検証②:現金化の業者に依頼

二つ目が、業者に依頼する方法です。

ご存知の方も多いと思いますが、クレジットカードの利用可能額(ショッピング枠)を現金化してくれる業者は存在します。

Amazonギフト券やGooglePlayカード等を一度購入してから買い取ってもらう方法が最もポピュラーです。

ですが前述したように、メルペイスマート払いでは、ギフト券やプリペイドカードの購入ができません。よって、後払いアプリ専門の換金業者に依頼をする必要があるんです。その手順が、、、

  1. 業者に登録
  2. 免許証等で本人確認を実施
  3. 指定された商品を購入して業者に発送
    (購入時に直接業者へ送付するのも可能)
  4. 商品が業者に到着後入金(発送から1週間程)

という流れになります。

ただ、Amazonギフト券の買取と違い即日換金はできませんし、自身で購入した商品を別の方へ届けるわけですから、普通の方なら、、、

詐欺だったら・・・

お金が振り込まれなかったら・・・

と不安で不安で仕方なくなるのではないでしょうか?

更に、メルペイスマート払いの現金化に対応している業者は少ないです。ということは、完全に足元を見られてしまい換金率も物凄く低くなる可能性があります。

現金化業者の換金率は80~95%位ですが、最低ラインかそれ以下と考えていた方がよいかもしれません。言われた物を購入させられるわけですから完全に言いなりですね。

よって、メルペイスマート払いの業者を使った現金化はやめましょう。

 

検証③:競輪や競馬で現金化?

そして、もう一つの方法が、、、競輪や競馬なんです。

不思議なことに、メルペイスマート払いは制約が大きいにも関わらず、公営ギャンブルだからか競輪や競馬のチケットの購入はできるんです。

DMM競輪とDMM百万長者で使用する電子マネー「toreta+」はメルペイと連携しており、メルペイスマート払いでのチャージも可能です。

まぁ当たれば現金として戻ってくるわけですから、ある意味1つの方法ではありますね。

ただ、当然のごとく的中させるのは難易度が高いですし、例え的中したとしても、その後は旨味を期待して負けるまでやり続けてしまうかもしれません。

ギャンブルとはそいういうものですよね。

実際にメルペイスマート払いで競輪を行っている方の声を見てみると、お世辞にもうまくいっているとは思えません・・・ただ、競輪を利用することで利用限度枠が下がったという声は見かけませんでした。

換金性の高い物買うと制限される可能性があるが、競輪チャージで制限は絶対にないと思うからそれしかやらない。損することもあるけど、競輪が手っ取り早いかな。

商品買って売却して現金化とかセコい真似しないで、メルペイ公認の競輪で勝負しろよ!

探せば硬いレースあるから競輪でワイドにぶち込め。当たったら払い戻し金が口座に振込まれるまで数十秒だ。

毎度、毎度、メルペイスマート払いで競馬や競輪してる連中は勝った勝ったと連呼してる。だけど、本当に勝ってるなら手持ちの資金で遊んでるんじゃないかな

競輪が審査に影響する事はないと思う。自分は競輪の分は全て分割にしたことあるし、追加で競輪につぎ込んで、更に分割したけど、ずっと20万の利用限度枠で返済した分は不自由なく使えてる。

 

ショッピング枠の現金化は違法な行為なのか?

メルペイスマート払いに限らず、クレジットカード等ショッピング枠の現金化は明確な違法行為ではありません

ただ、場合によって横領罪や詐欺罪に該当する可能性はあります。また、現金化の行為に対してではなく、出資法で定める上限金利を上回っていたことが要因ですが、業者が逮捕された事例もあります。

ですが、現金化は怪しい利用方法であることは火を見るよりも明らかなので当然、下記のようなリスクが生じます。

  • 詐欺業者である可能性と明らかな損失
  • 発覚すると利用停止や一括返済の可能性

 

詐欺業者の可能性と明らかな損失

まず、合法か怪しい・・・いわゆるグレーゾーンを生業とする業者に対しては、詐欺の可能性をどうしても疑いたくなりますね。また、換金率は95%~80%位です。

95%以上の高還元率と謳っている業者もいますが、あくまでも最高で、ほぼ当てはまることはありません。また、この換金率も初回だけが高く、2回目以降はグーーーンと下がってしまう業者が大半です。

どうしても現金が必要な時には、やむを得ない選択肢なのかもしれませんが、詐欺業者に引っ掛かってしまえば、元も子もありません。

 

発覚すると利用停止や一括返済の可能性

また、何度も言いますが、メルペイスマート払いに限らずクレジットカードも利用可能枠(ショッピング枠)を現金化する行為は禁止しています。

そして、万が一、現金化がバレてしまうと、利用停止や限度枠の大幅な変更。場合によっては、残高を一括返済をしなければならなくなるかもしれません。

更には、破産法第252条第1項第2号にある「不当な債務負担行為」 に該当し、自己破産をも不可能にしてしまう状況に陥ってしまう可能性があります。

以上のことからも、ショッピング枠の現金化は全く良いことがありませんので、お金の調達は別の手段を模索することを強くお勧めします。

 

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