生きていれば金欠になることって人間誰しもあると思います。そして、そんな時は、、、
- 出費を減らしたい・・・
- クレジットカードの支払いを遅延しようか?
- 公共料金を来月まとめて支払おうか?
と思うものですよね。
そして上記の中で、クレジットカードにおける遅延は信用情報に傷を付けてしまうので最も避けたい選択肢です。しかしながら、楽天カードはそんな方の為に救済策を取っているんです。それが「あとからリボ・分割払い」です。
では、「あとからリボ・分割払い」とは一体どんなものなのか?
概要と利用できない時の対策までを、この記事では徹底的にまとめます。
あとからリボ・分割とは?
あとからリボ・分割はその名の通り、1回・2回・ボーナス一括払いで支払った分を後からリボや分割払いに変更する手続きです。これにより店頭で、、、
リボ払いでお願いします。
と言わなくても、自宅で手続きが行えるので恥ずかしさが回避できますね。また、今月の支払いが厳しい時には、1回払いの請求金額を翌月へズラせるので、金欠の時にはかなり重宝するサービスです。
ただし、リボ払いや分割払いにしてしまったものを1回払いに戻すことはできないので、しっかりと考えたうえで手続きを行いましょう。
◆参考記事
あとリボ・分割にする期限や注意点は
手続きは、楽天e-naviかコンタクトセンターで行えます。
また、ショッピングとキャッシングでは、若干スケジュールが違うので注意が必要です。
ショッピング | キャッシング | |
---|---|---|
通常の締め日 | 前月末日 | 前月末日 |
当月リボ開始 | 5日まで | 前月末日まで |
翌月リボ開始 | 6日以降 | 1日以降 |
後リボ締め日 (口座未登録) | 10日 | ー |
後リボ締め日 (口座登録済) | 15日 or 20日 | 15日 or 20日 |
支払日 | 27日 | 27日 |
※後リボ締め日は金融機関によってことなります。 |
楽天カードの公式サイトには、あとリボの締め日を15日か20日と記載していますが、それは楽天e-NAVIだけです。楽天カードコンタクトセンターへ連絡すれば、27日の午前中まで変更可能です。
但し、15日・20日は楽天カードが金融機関へ、、、
○円引き落としてください。
というデータを送る請求本確定日です。よって、本確定日以降は引き落としを止めることができないので、変更後の金額を振込入金及び、残高不足(引き落とし金額より低い金額)にする必要があります。
窓口 (営業時間) | 電話番号 |
---|---|
自動音声ダイヤル (24時間年中無休) | 0120-30-6910 (092-474-9255) |
コンタクトセンター (9:30~17:30) | 0570-66-6910 (092-474-6287) |
※電話が繋がりにくい時間帯もあるので、混雑予想カレンダーを確認してから連絡しましょう! ※「0570~」から始まる電話番号は「かけ放題」でも通話料がかかります。 |
◆参考記事
ショッピング1回払い
ショッピングの場合は、5日までに手続きすれば、当月27日の請求金額が変更。6日以降に変更すれば翌月分の請求金額が変更されます。
ただ、あまりにも購入履歴が多い場合には、金額の調整が難しいので、楽天e-NAVIでなくコンタクトセンターへ連絡して、自分がどうしたいのかをしっかりと伝えるようにしましょう。例えば、
今月の支払いが難しいので請求金額を2万円に抑えたいのですが、どうにかできませんか?
すると、可能であれば請求金額をしっかりと調整してくれます。
ボーナス1回払い
ボーナス払いも「あとからリボ払い」に変更できます。店舗でボーナス払いの支払月が決められていなければ、支払い月を以下のように選択できます。
利用日 | 支払月 | 変更可能期間 |
---|---|---|
夏(2~6月) | 6月・7月・8月 | 2/1~8/15 or 20 |
冬(9~11月) | 12月・1月 | 9/1~1/15 or 20 |
※リボ払いに変更した場合、支払い開始月は指定した支払月からではなくリボ払いに変更した当月(または翌月)からの請求となります。 |
例えば、3月10日にボーナス1回払いで支払い月を7月に指定して購入。そして5月にあとからリボ払いに変更すると支払い開始月は、、、
- 5月5日にあとリボに変更
⇒5月27日からリボ払いが開始 - 5月6日にあとリボに変更
⇒6月27日からリボ払いが開始
となります。
キャッシング
キャッシングの場合は、前月末日までに手続きすれば、当月27日の請求金額が変更。1日以降に変更すれば翌月分の請求金額が変更されます。
◆参考記事
対象外でリボ払いができない?
リボ・分割払いにを利用するには、割賦枠という専用の枠が必要になります。
この割賦枠自体が無い。もしくは、利用可能額が少なければ、リボ払いや分割払いはできません。よって、該当する方は増枠手続きが必要になります。
ですが、それ以外にもリボ払いや分割払いができないケースがあります。
◆参考記事
店舗が対象外でリボ払いができない
リボ払いの対象外となるのは、店舗が、、、というよりは店舗が導入しているサービス自体がリボ払いに対応していない時です。特に、キャッシュレス化に伴い近年普及し始めたスマホを利用したモバイル決済端末は、リボ・分割払いに非対応の場合が多いです。
よって、導入店舗では、1回払いで一旦支払って、あとからリボ・分割で変更する必要があります。
商品が対象外でリボ払いや変更ができない
また、上記のような店舗が導入しているサービスではなく商品自体がリボ払いに対応していない場合もあります。例を挙げると、
等です。
勿論、全ての商品が対象外というわけではありません。ですが、これらは「あとからリボ」もできない為、全額を一括で支払わなければならなくなる可能性もあるんです。
実際に私が某クレジットカードのコールセンターに勤めていた時、このような不運な利用者の方に出会いました。
よって、上記のような商品をリボ払いで決済するなら、事前に店舗へリボ払いへの変更ができるかどうか確認をしてください。尚且つ、決済後はすぐにでも「あとからリボ」へ変更してみましょう。
そうすれば万が一、変更できない時もクーリングオフ期間内であればキャンセルでき、全額を一括払いすることからは逃れられますからね。
店員の方はクレジットカードに関しては素人ですから、専門外の方が言うことを100%鵜呑みにすべきではない。
というのが私の持論です。
◆参考記事
まとめ
以上、楽天カードの「あとからリボ・分割払い」についてまとめてみました。
あとリボ・分割は、金欠時には大変便利な対策の1つです。
しかしながら、手数料を支払う代わりに返済を遅らせるているにすぎません。勿論、クレジットカードの遅延は信用情報に傷をつけてしまう事になりかねないので、遅れるくらいなら「あとからリボ・分割払い」に変更して一時的に凌ぐのは有効な選択肢だと思います。
ただ、一度やってしまうとその返済の少なさが癖になってしまう方もいるので、余裕が出来たら一括で返済するという決意を忘れないようにしましょう。
◆参考記事
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