イオンカードの支払日は2日(土日祝は翌営業日)です。
しかしながら、
引き落とされたのにカードが使えない・・・
といった経験をされた方もいるのではないでしょうか?
実は、引き落としされた金額は、2日に利用可能額(カード決済できる金額)に反映するわけではなく最大で5営業日かかってしまうんです。
そんな方の為に、この記事では引き落とし後の反映時期や回復を早める方法についてまとめます。
利用限度額の仕組み
クレジットカードには、人それぞれ利用限度額が決められており、その金額内でカードの利用ができます。
そして、利用限度額は1ヵ月等、期間で設定されているものではなく、通算期間で買い物ができる合計の金額です。つまり、支払いを済ませた分が利用可能額に反映され再度、利用できるようになる仕組みです。
利用可能額は、、、
「利用限度額」-「利用残高」=「利用可能額」で計算されます。よって請求金額を支払えば、
「現在の利用可能額」+「請求金額」=「利用可能額」となります。ちなみにリボ払いやキャッシングの支払いに関しては、請求金額に手数料が含まれているので、
「請求金額(元本返済部分+手数料)」-「手数料」=「利用可能額への反映金額」となります。
2024年の利用可能額復活はいつ?
カード会社によって支払い後、利用可能額へ反映される時期は異なります。
これはカード会社が「みなし決済」を行うかどうかで変わってきます。イオンカードは「みなし決済」を行わない為、金融機関から引き落としされたデータが届き次第、利用可能額に反映される仕組みです。
反映期間は、2日に引き落としされた後、3~5営業日かかります。5営業日として計算すると利用可能額反映は下記のようになります。あくまでも参考程度にお考えください。
引き落とし日 | 利用可能額反映日 | |
---|---|---|
2024年 | 1/4 | 1/12 |
2/2 | 2/9 | |
3/4 | 3/11 | |
4/2 | 4/9 | |
5/2 | 5/13 | |
6/3 | 6/10 | |
7/2 | 7/9 | |
8/2 | 8/9 | |
9/2 | 9/9 | |
10/2 | 10/9 | |
11/5 | 11/12 | |
12/2 | 12/9 | |
2025年 | 1/6 | 1/14 |
尚、「イオン銀行」を引き落とし口座に設定すると、引き落とし日に利用可能額へ反映する時期が若干?早く(5営業日⇒翌営業日~5日位)なります。
早めに利用可能額を回復させる方法
利用可能額(カード決済できる金額)を早めに回復させるには、下記2つの方法があります。
- 振込入金
- 限度額の引き上げ
では、具体的に説明をしていきます。
振込入金
振込は、1回払いであれば明細ごと、リボ払いであれば金額を指定して入金することができます。但し、振込の場合も利用可能額へ反映するまでには3~5営業日程時間がかかるので注意が必要です。
尚、請求金額確定後に振込入金をする場合には注意が必要です。
請求スケジュール | |
---|---|
締め日 | 10日 |
請求確定日 | 18~20日頃 |
支払日 | 2日 |
請求確定日とは、カード会社が金融機関に「○円を引き落としてください」というデータを送る日です。よって確定日以降は、引き落としを止める事が出来ませんので、2日の支払い分を先に入金する場合には、口座を残高不足(請求金額より低い残高)にする必要があります。
どちらにしても、振込前にはテレホンアンサー(自動音声応答サービス)ではなく必ず、オペレーターに繋がる電話番号に連絡のうえ、手続きを行いましょう。
イオン銀行コールセンター | イオンクレジットサービスのコールセンター | |
---|---|---|
電話番号 | 0120-13-1089 | 0570-071090 or 043-296-6200 |
営業時間 | 9時~21時 | 9時~18時 |
※「0570~」から始まる電話番号は「かけ放題」でも通話料がかかります。 |
二重払いになってしまったら
万が一、口座を残高不足にできなかった場合には、二重払いとなります。その過剰支払分は、1週間~10日程で引き落とし口座へ返金されるようですが、振込手数料はご自身の負担となります。
限度額の引き上げ
もう一つの方法として、限度額を引き上げる「増枠」という手続きがあります。但し、増枠には審査が必要になり、審査の結果によっては利用停止や限度額が引き下げられる可能性もあるので注意が必要です。
尚、手続きと審査期間は以下のようになります。
申込方法 | 結果確認までの期間 | 結果連絡方法 |
---|---|---|
電話 | 遅くても翌日 | 担当部署より電話連絡 |
暮らしのマネーサイト | 3~4日程 | 暮らしのマネーサイトで確認(申請後、1週間程で郵送でも結果は送付される) |
イオンウォレットアプリ |
増枠時の注意事項については下記記事にて徹底的にまとめています。
限度額が足りないなら増枠か代替カードを!
以上、引き落とし後、利用可能額が反映する時期や早めに回復させる方法までをまとめてみました。
イオンカードは、引き落とし後だけでなく事前に振込入金をしても利用可能額反映まで3~5営業日かかるのは物凄く不便に感じます。特に、大型連休が重なると反映は通常よりも遅くなるので、限度額近くまで利用されている方は、ご自身の利用可能額を確認し計画的な利用を心掛けるか、限度額の引き上げ(増枠)を視野に入れてみましょう。
また、もしイオンカードの上限金額が継続的に足りないのであれば、代替カードはPayPayカードがお薦めです。PayPayカードは年会費無料にも関わらず限度額は最大500万円(増枠の申し込みは100万円まで)と超高額です。
私は一度、金融事故を起こし人間失格の烙印を押されました。
ですが、なんとかブラックだった5年間を乗り越え、FamiPay翌月払いやメルペイ定額払いでクレヒスを作った後、PayPayカードの審査にも通過しました。それから、半年で限度額が50万円⇒150万円まで上がったので、作られていない方は、是非、申し込みを検討してみてはいかがですか?
公式HP PayPayカード
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