dカード GOLDといえば、docomoの料金に対して「10%」。1,000円につき100ポイントと驚異的な還元率が適用が最大のメリットです。そして、その他にも以下のような魅力を持ち合わせています。
- 携帯補償が3年間最大10万円
- 最大21,600円相当の割引クーポン獲得
- 海外旅行保険が秀逸
- 国内・ハワイの主要空港でラウンジ無料利用可
ですが実は、もう1つ埋もれがちなメリットがあります。
それが、国内旅行保険です。
現代は、海外旅行も格安で行ける時代ですが、国内旅行の数には敵いません。その反面、海外に比べると日本は安心感があるので旅行保険に加入する方は少ないです。
皆様ご存知の通り旅行中、事故やトラブルに遭わない可能性は「0」ではありません。だから万一に備えて加入はしておくべきなんです。
でも、保険会社の選択や手続き、そして費用の支払いを面倒に感じる方も多いと思います。
そんな方は、dカード GOLDの補償内容を確認してみるべきです。dカード GOLDは、海外旅行保険だけでなく、国内旅行保険も優秀なので申し込むきっかけになりえます。
その補償内容や保険金の請求方法。そして、保険が本当に必要なのかどうか?この記事では徹底解説します。
国内旅行保険は必要?
まず、国内旅行保険が必要なのかどうかを考えてみたいと思います。
国内旅行時にわざわざ保険に入る方って少ないですよね。その理由は、、、
- 日本は治安が良く事件や事故に遭う可能性が低い
- 海外と違い医療費が安価
- 医療保険に加入していれば急な入院や手術でもカバーできる
私達が住む日本は世界一と言ってもいいほど治安がよい国なので、急な体調不良や怪我でも保険証があれば旅行先の病院ですぐ診察を受けることができます。
だから、国内旅行保険が不要という気持ちは痛いほど分かります。
実際、旅行中に事故やトラブルに遭う可能性は少ないですし、万が一の事故でも医療保険に加入していれば入院や手術になっても給付金が受け取れる可能性は高いです。
でも、それだけなんですね。
例えば、飛行機が遅延してしまったらどうでしょう?手荷物を紛失したら?そんな時に医療保険は補償してくれないので全て自腹になるかもしれません。
楽しい楽しい旅行前に、そんな事を考えるのは嫌かもしれませんが、自分の身を守る為、そして楽しい旅行を台無しにしない為にも、国内旅行保険は加入しておくべきなんです。
でも、保険会社の選択や手続き、そして費用の支払いは面倒だ・・・
そんな時に頼りになるのが、dカード GOLDの国内旅行保険です。dカード GOLDは、国内旅行時のあらゆる局面で役に立つ保険です。
公式HP dカード GOLD
自動付帯と利用付帯
dカード GOLDの国内旅行保険の補償内容の前に、まずは旅行保険の基礎知識を簡単に説明します。
クレジットカードの旅行傷害保険には自動付帯と利用付帯があります。
自動付帯の場合、クレジットカードを持っているだけで保険が適用されます。対する利用付帯は、クレジットカードで旅費・交通費などを決済することにより、保険が適用されます。
dカード GOLDの海外旅行傷害保険は一部自動付帯ですが、国内旅行保険は全て利用付帯です。また、国内旅行保険には下記2種類があります。
- 国内旅行傷害保険
- 国内航空便遅延費用特約
国内旅行傷害保険は、旅行中の怪我等に対する保険。国内旅行便遅延費用特約は、飛行機の欠航や遅延した場合に発生した宿泊費や食費を補償してくれる保険です。
国内旅行傷害保険の補償内容
国内旅行傷害保険の適用条件は、以下のようになります。
適用条件 | |
---|---|
① | 公共交通乗用具に乗客として搭乗中に被った傷害 |
② | 旅館、ホテルなどに宿泊客として滞在中に火災・破裂・爆発によって被った傷害 |
③ | 宿泊を伴う主催旅行に参加している間に被った傷害 |
※公共交通乗用具とは、航空機・船舶(定期便)・高速バス・タクシー(無許可タクシーは対象外)・路線バス・トロリーバス・モノレール・ケーブルカー・リニアモーターカー・電車等。 |
ただし、利用付帯となるので公共交通乗用具の搭乗費用や宿泊費用・パック旅行の費用等をdカード GOLDにて決済することが条件です。そう考えるとクレジットカード決済ができない公共交通乗用具での利用は対象外となるので注意が必要です。
また、補償対象となるのは、カード本会員・家族カード会員のみです。
国内旅行傷害保険の補償内容 | 本会員・家族会員 |
---|---|
傷害死亡保険金 | 5,000万円 |
傷害後遺障がい保険金 | 程度により200万円~5,000万円 |
入院保険金 | 5,000円(日額) |
通院保険金 | 3,000円(日額) |
手術給付金 | 入院保険金日額の5倍または10倍 |
◆支払い不可の主な例◆ ・被保険者または保険金受取人の故意によるケガ ・けんかや自殺・犯罪行為を行うことによるケガ ・無免許運転、酒気帯び運転、麻薬などを使用しての運転中に生じた事故によるケガ ・脳疾患、疾病、心神喪失によるケガ ・妊娠、出産、流産、外科的手術などの医療処置(保険金額が支払われるケガを治療する場合を除きます)によるケガ ・地震もしくは噴火またはこれらによる津波によるケガ ・戦争、内乱、暴動などによるケガ ・核燃料物質の有害な特性などによるケガ ・ピッケルなどの登山用具を使用する山岳登はん、リュージュ、ボブスレー、ハンググライダーなどの危険な運動中のケガ ・自動車などによる競技や試運転などを行っている間のケガ ・他覚症状のないむちうち症および腰痛 |
では、次に具体的な補償内容をみていきましょう。尚、保険金が支払われるのは以下の傷害が原因となった場合です。
- 公共交通乗用具に乗客として搭乗中
- 旅館、ホテルなどに宿泊客として滞在中の火災・破裂・爆発
- 宿泊を伴う主催旅行に参加している間
引用元:dカード公式HP
傷害死亡保険金
上記の傷害が原因で事故日を含め180日以内に死亡された場合、5,000万円が支払われます。
傷害後遺障がい保険金
上記の傷害が原因で事故日を含め180日以内に後遺障がいを生じた場合、程度に応じて200万円~5,000万円(5,000万円の4~100%)が支払われます。
入院保険金
上記の傷害が原因で事故日を含め7日以降入院が継続されている場合に日額5,000円が支払われます。保険金が支払われるのは事故日を含め180日間が限度です。
通院保険金
上記の傷害が原因で事故日を含め7日以降通院が継続されている場合に日額3,000円が支払われます。保険金が支払われるのは事故日を含め180日以内の通院で、最大90日間分が限度です。
ただし、以下に該当する場合、保険金は支払われません。
平常の業務に従事することまたは平常の生活に支障がない程度に治った時以降の通院に対しては、保険金をお支払いしません。
引用元:dカード公式HP
手術給付金
上記の傷害が原因で入院保険金が支払われ尚且つ、手術を受けられた場合、入院保険金日額の5倍または10倍が支払われます。(1事故につき1回限り)
国内旅行便遅延費用特約の補償内容
国内旅行便遅延費用特約は、国内航空便の遅延・欠航や、手荷物配達の遅延・紛失などで負担した宿泊料、食事代などの一定の費用が補償の対象となります。
ただし、航空便の搭乗費用をdカード GOLDにて決済することが条件です。
補償内容 | 本会員・家族会員 |
---|---|
乗継遅延による宿泊・食事費用 | 2万円 |
手荷物遅延による衣類・生活必需品購入費用 | 1万円 |
手荷物紛失による衣類・生活必需品購入費用 | 2万円 |
出航遅延・欠航による食事費用 | 1万円 |
◆支払い不可の主な例◆ ・保険契約者、被保険者の故意 ・保険金受取人の故意 ・戦争、その他変乱(テロ行為は除きます) ・放射線照射、放射能汚染 ・地震、噴火またはこれらによる津波 |
乗継遅延による宿泊・食事費用
以下に該当する場合、最大2万円まで保険金が支払われます。
被保険者が航空便を乗り継ぐ場合において、乗継地点へ到着する被保険者の搭乗した航空便の遅延によって、乗継地点から出発する被保険者の搭乗する予定だった航空便に搭乗することができず、到着便の実際の到着時刻から4時間以内に出発便の代替となるほかの航空便を利用できなかったとき
引用元:dカード公式HP
手荷物遅延による衣類・生活必需品購入費用
以下に該当する場合、最大1万円まで保険金が支払われます。
被保険者が搭乗する航空便が予定していた目的地に到着してから6時間以内に、被保険者が携行する身の回り品で、かつ、航空便の搭乗時に当該航空会社が運搬を受託した手荷物が予定していた目的地に運搬されなかった場合。
引用元:dカード公式HP
手荷物紛失による衣類・生活必需品購入費用
以下に該当する場合、最大2万円まで保険金が支払われます。
被保険者が搭乗する航空便が予定していた目的地に到着してから48時間以内に受託手荷物が予定していた目的地に運搬されなかった場合。
引用元:dカード公式HP
出航遅延・欠航による食事費用
以下に該当する場合、最大1万円まで保険金が支払われます。
被保険者が、搭乗する予定だった航空便について、出航予定時刻から4時間以上の出航遅延、航空便の欠航もしくは運休または当該航空会社の搭乗予約受付業務のかしによる搭乗不能が生じ、当該航空便の出航予定時刻から4時間以内に代替となるほかの航空便を利用できないとき。
引用元:dカード公式HP
公式HP dカード GOLD
保険金の請求方法
事故発生日から30日以内に、東京海上日動dカード保険デスクまで連絡しましょう。
◆東京海上日動dカード保険デスク◆
- 電話番号:0120-619-360
(03-3946-1386) - 営業時間:9時~20時(平日のみ)
必要な書類は以下のようになります。
死亡保険金 | 後遺障がい保険金 | 入院保険金 | 通院保険金 | 航空便遅延費用 | |
---|---|---|---|---|---|
保険金請求書 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
dカード(コピー) | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
医師の診断書 | ◎ | ◎ | ◎ | ||
治療費の明細書・領収書 | ◎ | ◎ | |||
死亡診断書 | ◎ | ||||
事故証明書 | ◎ | ○ | ○ | ○ | |
航空便遅延証明書 | ○ | ||||
支出を証明する書類 | ◎ | ||||
除籍謄本 | ◎ | ||||
委任状・戸籍謄本 | ○ | ||||
売上票(お客様控え) | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
※◎印は必ず必要な書類です。○印は場合によって必要となる書類です。 ※医師の診断書の取付については、保険会社の事故処理担当者とご相談ください。なお、診断書料については保険金支払いの対象外となります。 |
◆参考記事
コメント